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「祇園祭のひみつ」

七月はぁー 何をおいても こんちきちん♪ ・・・な京都・洛中であります。

昨日は、山やら鉾やら、組み立ててはりました。

・・ 四条室町 近辺にて ・・                    撮影 : 全て 2008.7.11
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縄を巻いてしまえば見えませんが、
それぞれの柱には、その柱がどの位置にくるのか
「北東」や「丑寅」など方角が書き込んであります。
初めて見ましたよ。
「祇園祭のひみつ」_b0048766_13392230.jpg

山鉾の見物や巡行のみならず、
7月は、1日から31日までまるまる一ヶ月の間、「祇園祭」なわけですが、
それを余すところなく、楽しく学べるのが、
「祇園祭のひみつ」_b0048766_10403690.jpg



白川書院さんの
祇園祭のひみつ」。
中をめくってみると、
昭和35年当時の様子から、7月の各日に何が行われるか、
また、各 山や鉾の様子や由来が、わかりやすく図入りで解説されています。
コンパクトなボディながら、楽しい話や薀蓄がぎっっっしりです。

そして、カバーは、裏側が山やら鉾やらを見て巡る地図になっています。
 (わかりづらい写真ですみません!)
「祇園祭のひみつ」_b0048766_1042541.jpg


これ、1000円は安いでしょうーー!
書店には他の「祇園祭」本も並んでいますね。
中身は好みにもよるでしょうが、
これは、かわいい表紙も魅力です☆
また、粽(ちまき)や手ぬぐいなど一緒に売られている山や鉾もあるようです。
  ※ ちまきは、食べるのではなく、厄除けとして家の表に吊るされるものです。
    最初、知らなかったので、食べるため開けようとして夫に止められました(笑)。


そして、こちらでは、バス停も、
「祇園祭のひみつ」_b0048766_13394354.jpg

カバーを掛けられて「休止中」。
  (写真は、四条通の「四条烏丸」バス停)
「期間中、100mほど移動します」の旨、表示してあります。
車両通行止めで歩行者天国になるところもたくさんありますし、
何もかも、お祭が優先となる「祇園さん」です。

因みに、この後ろの鉾は「長刀鉾」。
「鉾頭」と呼ばれるてっぺんの飾りは、その名の通り、長刀(現在は、竹製)。
1.13mの長刀は、刃先が八坂神社・御所の方を向かないように、
南向きにつけられているそう・・・これも、「祇園祭のひみつ」でお勉強 ♪

by stutiyi | 2008-07-12 12:55 | 京都でぶらり  

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