本・・・保刈 実さんの翻訳書・・・アボリジニ について

オーストラリアの先住民、アボリジニの歴史文化研究をされていた
保刈 実(ほかり みのる)さん という方の、
出版社の在庫調整のため 処分されることになった翻訳書2種を、
お姉さまの由紀さん・ご家族が買い取り、定価の8割で販売されているそうです。
・個人での購入
・大学や市町村の図書館への購入依頼
についての案内が、お姉さまの連絡先と共に記されています。

詳細は、↑寺田直子さんのブログ「ハッピー・トラベルデイズ」の
「Being Connected - 若くして逝った歴史学者のために」 をご覧になってください。

今回、その記事にTBさせていただきます。

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約2年前、夫と2人で
オーストラリア・・・ケアンズ&ウルルー・カタジュタ国立公園へ行きました。
オーストラリアは、ご存知のように、もともとは「アボリジニ」という先住民の土地です。
ウルルーというのは、一般に「エアーズロック」と呼ばれている巨大な岩。
そこは、アボリジニの人たちにとって聖地。パワーが大地から立ち上る場所です。

オーストラリアへ行くなら、絶対に行きたい場所でした。
というよりも、ウルルー一帯へ行くために、オーストラリアへ行ったわけです。
忙しい時期だったので、全くの個人旅行ではなく、自由行動のツアーを選び、
オプションで、ウルルーへの登岩を予定に入れていました。

聖地だとは知っていましたが、=富士山へ登る ような感覚でした。
登岩直前、現地のガイドさんから、他の注意と共に、
「ウルルーはアボリジニの人たちにとって聖地であり、彼ら自身は登りはしない。
 彼らは、観光客が登るのを快く思っていないが、
 政府が彼らに補助金を出し、期間限定にて 彼らも許可している(せざるを得ない)」
と聞くまで、
「聖地を侵す」行為だとは、浅はかにも気付いていませんでした。
バスの中で、到着までの間 10分ほどの短い間、悩みに悩んだ挙句、
結局は、登らせていただくことにしました。
登岩は、富士山ほどではないにしろ、きつく危険なもので、
自分の小ささを 色々な意味で感じる体験でした。

「エアーズロックリゾート」の中のスーパーマーケットで、
制服姿(英国風?)のアボリジニの学生さんたちを見かけ、
とても不思議な感覚がしました。
こんなところにスーパーがあり、私が今ここで買い物をしている ことの不自然さ。
「私たち」・・・何をしているんだろう・・・。

いろいろな矛盾をかかえているであろうこの国(日本だってそうですが)の
ほんの一端を感じたような気がしました。
整理し、言葉にして書くのはむずかしい感覚・感情です。
・・・訪れた時のこと 詳細は、またいずれ書きます。


写真は、ケアンズで買ったもの。
アボリジニ伝統の技法である点描で、現代のアーティストが描いたもの。
いわゆる「おみやげ物」なのですが、とても気に入っています。
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描かれているのは、
「雨の後、水が流れ 川であった深みが、
 乾いて道となり、そこを人々が歩いているのを 鳥瞰で見たところ」だそう。

アボリジニの伝統的な絵では、
トカゲ・ヘビ・カモノハシなどを描いたものが代表的で、
おみやげ物屋さんでも、それらが大半を占めるのですが、
「帰国後、部屋に飾りたいと思えるものを」・・・と選んだのが、これだった。

この点々を1つずつ描いたのは、どんな人で、
その人は どんな暮らしを今送っているのだろう。
都会で暮らし、窓の大きな部屋でこういうものを作っているのか。
田舎に住み、2ヶ月に1度、絵具を買出しに出かけるのだろうか。
・・・などと、時々思ったりする。
この絵には、 kitty とサインが入っている。


私も、引越しが終わったら、保刈さんの本を購入します。
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by stutiyi | 2006-01-25 21:59 | 本・雑誌  

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